- オシャレな洋館が撮りたい!
- ミュージアムの静けさが好き!
- 和洋折衷も楽しみたい!
オシャレで閑静な住宅街に急に現れる博物館が、ここ「山本有三記念館」。
井の頭公園から近く、ジブリ美術館のモダンな雰囲気をそのままコピペしたかのような小さなミュージアムは、作家の山本有三氏が1946年まで住んでいた家を改修したもの。
玉川上水が側に流れる「風の散歩道」という小径沿いにあって、なんともおだやかな雰囲気の癒し空間。
のんびりとカメラ片手に訪れてみましょう。
【1階・展示室】モダンな洋館をフレーミング
中は小さな展示室があって、ホントに誰かの家に遊びに来たようなたたずまい。
(入館料は¥300)
そりゃあ、もともと作家さんの自宅ですから。
室内撮影なので暗くなりやすい。
Lightroomなどで後で調節しないのであればISO感度は高めに設定しておくとヨシ。フラッシュは厳禁ですからね!やっちゃダメ!
建物自体は大正末期に造られたこともあって、いかにもな洋風建築デザイン。
暖炉ってイイよね。
眠くなる〜
よく見ると椅子に彫刻が。
これは全体を撮るよりデザインのみを切り取ってフレーミングした方が美しい。パソコンのデスクトップ用の壁紙を意識するとベター。
【2階・展示室】階段映えとわびさびを写そう
明治大正の洋館と言ったら外せないド定番がコレ、階段。
赤絨毯の映え方はもうフォトジェニック以外の何者でもない!
ここは変に補正かけたりしないで暗さを生かし切ることが大切。頑張って撮ろう!
2階の見所はこの和室。
お大尽が住んでいた屋敷だと大名みたいな部屋が多いけど、ここの主は作家なのでまさしく文豪の書斎といった雰囲気。
和室は反対のアングルからも撮れる。
とは言え、中には入れないのでしっかり写したいのなら広角レンズは必須。24mmあれば充分かな。
【外観】凝縮されたオシャレ空間
この記念館の裏手は小さな庭もあって、外観をぐるっと撮影できる。
洋館ってどこを切り取っても美しいですねぇ〜
可愛らしい庭は池や東屋もあって被写体は凝縮されてるんですが、撮ると周りの住宅までフレームインしちゃいます。
マンションでなく一戸建てなのでさすがにマズイですね。
スポットで撮れるモノだけにしときましょう。
お屋敷過ぎない個人邸宅、お邪魔しました。
まとめ
調査結果
行きやすさ | |
撮りやすさ | |
被写体の多さ |
- 24mm広角が楽しい
- 洋館映え
- 本格的な和室も撮れる
- フラッシュは使えない
- フレーミングがかなり難しい
ここは撮影スポットとしてはかなりハード!
鳩山会館や旧岩崎邸庭園のようなお大尽の屋敷ではない、作家の自宅なので被写体の数はかなり少ないです。(無理もない…)
ただ洋館そのものはオシャレで可愛らしい印象。外観を撮るだけでも行く価値はあります。
山本有三記念館は展示会が期間ごとに行われていて、展示物が写ってしまわないようにフレーミングするセンスが重要になって来ます。カメラやレンズの種類うんぬんより美意識が問われるところでしょう。
チャレンジしてみるなら広角レンズは必須です。立ち入られる箇所は限られてますので。
アクセス
JR中央線「三鷹駅」から徒歩12分ほど。
玉川上水の流れる「風の散歩道」を井の頭公園方面に歩いて行けば着きます。この道自体がかなり気持ちのいい通りなので、意外と被写体としてもいけるかもしれません。
吉祥寺エリアから来る場合は井の頭公園に沿って来れば着きます。行きすぎるとジブリ美術館に着いてしまうので、途中の呉服屋さんが見えたらそこが「風の散歩道」の始まりなのでそちらへ方向転換しましょう。