ドレスを着た貴婦人が出てきそうな佇まいの洋館、
それが文京区にある「鳩山会館」。
ツタが生い茂っても絵になるような外観!
きれいに整備された庭園!
ハイソな気分満点の内装でテンション上がること間違いなし!
カメラ持ってなきゃ、もったいないにも程がある所です。
ちなみにここは内閣総理大臣を務めた鳩山一郎氏の邸宅を一般公開したもので、歴史を学ぶミュージアムにもなっています。
ついでにお勉強もしていきましょう!
ゴシックな雰囲気を撮ろう
正面から坂を登って行くと、美しい庭と共に邸宅が見えてきます。
もう、ここからして撮影スポット!!
帰るまでカメラは離せそうにないですね~♪

入館は有料なので、券売機でチケットを購入します。
大人1枚600円。
撮影スポット&ミュージアムと考えれば安いモンです。
会館はほとんど撮影可能なのですが、一部の展示コーナーはNG。そこではカメラを構えちゃダメですよ!
1階のサンルーム。
ゆっくりティータイムなんか楽しめそう~!白昼夢な雰囲気が漂ってますね。

レトロ調の撮影にピッタリ!古い写真のような仕上がりになりました。
この会館はフレーミング次第でかなり出来栄えが左右されると言えます。ただ全体を撮るだけだと、記念撮影にしかなりませんからね。
際立たせるモノを決めたら、あとは惜しげもなくカットしちゃいましょう!
フレーミングチャレンジ
この邸宅は被写体がたくさんあるので、あれもこれも撮影したくなって欲張っちゃいます!でも全部をフレーム内に収めるのは無理!
って言うか、
無理やり収めると、すっごくつまらない写真になります。
先にも述べましたが、不要な部分をマイナスするフレーミングは重要です。

踊り場にある、見事なステンドグラス。
実際に見ると立体感があるんですよ~
ここでの主役は五重塔。
あとはカットしてしまいました。

印象的なホールの照明。
天井に描かれる陰影模様が何とも言えません。
この模様も、全部をフレーミングしてしまうと変になります。

食器棚に鎮座するアンティークなティーカップ。
美しく並んでいるので全て撮りたくなりますが、我慢!
際立たせるのは1点に限りますね。

美しい電気スタンド。
これは全体をフレーミングしてはいるけど、背景や置き台(ここではTVでした)は容赦無くぶった切ってしまってます。
あとは日の丸構図にならないように程よくずらしてあげれば、イイ感じに映えるので被写体の位置は意識しましょう。
まとめ
非日常にワクワクします!星4つ!!
基本的に室内撮影になるので明るい単焦点レンズが活躍しそうです。
広角レンズもいいですが、俯瞰で撮るタイプの場所ではないので、あんまり活かせないかもしれません。
あとエントランスすぐから撮影を開始するとそこだけで魅了されてしまうので、一通りぐるっと邸内をみてから撮影に移ったほうがいいです。
ちなみに鳩山会館はコスプレ撮影禁止です。
エレガントな内装がゴスロリ撮影心をかき立てられるかもしれませんが、出来ませんのでご注意。
ただ、本格的なスチール撮影は可能なので、企画書を出して申請が通ればあるいは………かもしれません。
でも使用料が軽く10万円は超えますけどね!

アクセス
最寄駅は東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅(出口2)と護国寺駅(出口5)。二つの駅の間くらいにあるので、音羽通りを歩けばカンタンに着きます。
車の場合は敷地内に駐車場があるのでそこを使えばいいのですが、停められる数は2台のみ。(無料)
空いてるかは運次第なので、できれば電車がいいですね。
どうしても車で行きたいなら、会館の裏手にチラホラとコインパーキングがあるので、初めからそこに停めちゃいましょう。
ただ、おもいっきり住宅地で道も狭いので運転に注意してください。
あと公式サイトの注意文にもありますが、カーナビで設定すると裏手に案内されます。
正面に行きたい場合はナビを手動で訂正してくださいね。裏手からは会館に入れませんよ!