- 135mmがオススメ
- スマホだけでも満足できる
- 1日中フォトウォーク可能
吉祥寺といえば井の頭公園。その井の頭公園に併設されている動物園がここ「井の頭自然文化園」。
井の頭公園内にある水生物園と公園のとなりにある動物園との二段構えとなっていて、1回入園すればどちらも行き来できるというオトクな設定!
井の頭池で鴨を撮るのもいいけど、本格的に動物がたくさんいる井の頭自然文化園でフォトウォークを楽しんでみてはどうでしょう?
それではカメラ担いで突入します。
手始めに水生物園を写す
井の頭公園の七井橋あたりにあるボート乗場。その周囲に井の頭自然文化園への入り口があります。入園料は¥400。
参考までにボートの料金が基本30分毎に¥500。ボートより動物園のが安い!
公園の無料部分をまず攻めるなら【井の頭恩賜公園】吉祥寺のアートな写真スポット!雰囲気満点で夜まで撮影するならココで攻略しているので覗いてみてください。
【井の頭恩賜公園】吉祥寺のアートな写真スポット!雰囲気満点で夜まで撮影するならココ
井の頭公園内からスタートすると、まずは水生物園になります。大半を占めてるのは鳥なので当然ながら檻の柵越しに撮影することに。
ニホンコウノトリ。
あまり動き回らないのと比較的奥の方でたたずんでいるので撮りやすい。
カメラはマニュアルフォーカスがベスト。オートフォーカスのままだと柵の方にピントを合わせ続けてしまい、動物が撮れません。
クロツラヘラサギ。
映える一瞬を写すのはかなりハードルが高いです。檻の中の鳥は135mm以上の望遠があれば柵が消せますが、被写体の位置にもよります。あんまり近いと柵が消えないことも。
カモ。
はい、これは井の頭公園に常駐してるヤツですね。文化園の中にもしれっと入ってくるので写してやりましょう。井の頭池より撮りやすい。
水生物園は井の頭池に隣接してる分、池のまわりも撮り放題。
しかも有料の動物園の中とあって誰でも入って来るわけではありません。わずか¥400で特等席を買っているような気分!
さて、水生物園を後にするといったん井の頭公園内に戻ることになります。いままで撮っていたのは前菜、これからメインディッシュへとなだれ込みますよ。
メインスポットは動物園
井の頭公園から歩道橋を渡って吉祥寺通りをまたぐと本園である動物園が見えてきます。
くどいですが入園料は一度払えば水生物園も動物園も入り放題。たいへんありがたい。
さぁ、行きますよ!
ペンギン。
カワイイのでイメージ通りに撮りたくなりますが、静止画になるとカッコよくなります。
そう、ペンギンってカッコいいんです。写真にすると分かることってありますね。
ヤギ。
檻の中ではないので非常に撮りやすい。もし一眼カメラがなかったとしてもクッキリと写してあげられます。スマホだけでも安心。
モルモット。
「モルモットふれあいコーナー」の名物イベントになっていて実際に触れることができます。※現在休止中
休止中ということもあって小屋の中をガラス越しに撮影することになるのですが、反射が起きるためPLフィルターなどの写り込みを除去するアイテムがあると便利。
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忍者レフは大げさなのでやめときましょう…
テン。
おとなしい動物ばかりではありません。檻の中をひっきりなしに動き回るタイプは檻の柵を消すテクニックが通用しないので、あきらめて堂々と人工物をフレームインさせましょう。
大自然ではなく動物園なのだから、ここでしか撮れないものを撮るのもアリ。
「リスの小径」で接写チャレンジ!
井の頭自然文化園に来たら外せないアクティビティがここリスの小径。
大きなリスの檻の中に入ることができ、目の前に来るリスを撮ることができます!
平気で足元をウロチョロしてくるリス達。タイミングが良ければ接写できるくらいの距離になることも。
望遠レンズが必須かと思いきや、ぜんぜん標準ズームでいけます。リスは複数の個体がいるのでどれかはイイ位置に来てくれます(たぶん)
動きが俊敏なリスは追いかけて撮るのは至難の業。奥にいるリスは無理に写そうとせず待ってみるのもひとつのやり方。
リスの小径には小さな水辺があります。ここでリスのリフレクションを狙うのもオススメ。もしかしたら水を飲んでる姿を撮れるかも!?
公園としてもカメラ散歩できる
井の頭自然文化園は動物園ではありますが、公園としてフォトウォークするのも意外といけます。
なんだかんだで井の頭公園なんです、ココ。
花壇もさりげなくあって季節感を出しています。
動物エリアと区画分けされているあたり、公園フェーズも計算済みなんでしょうね。
なんと大きな観音様が!
園内には彫刻エリアが存在し、迫力のある彫像たちがひしめき合ってる場所も。
ここは動物園の枠に収まりきっていないので次回に探索することとします。この一角だけ別世界…!
「はな子カフェ」でひとやすみ
吉祥寺という場所柄、おなかが空いても食べるところに困ることはありません。でもわざわざ動物園の外に出るのはめんどくさい…
という方のために井の頭自然文化園の中にはちゃんとカフェがあります。それが「はな子カフェ」。
ゾウ舎の前にあって2016年5月まで暮らしていたアジアゾウのはな子をモチーフにしています。ちょこっと軽食を済ませるにはベストなところなので歩き疲れたらココでのんびりしましょう。
十八穀ごはんのカレー(¥750)がメインなのでぜひとも。
ちなみにエントランス付近にも同じメニューを出してるカフェ「こもれび」がありますよ。
まとめ
撮影スポットの評価
郊外の大きな動物園とは規模が違いますが、中望遠レンズでまかなえてしまう手軽さは吉祥寺のアート界隈そのもの。柵が邪魔をしない動物であれば一眼がなくてもスマホでいけます。(ペンギン・ヤギ・アカゲザル等)
ただし檻の柵を消すなら135mm以上のレンズは必須。マニュアルフォーカスになるので焦らないように練習しておきましょう。
リスの小径だけは標準ズームでも問題ないです(120mmまで)。スマホでリスを追うのは非常に困難なので、さすがに一眼は要りますよ。
もちろんフォトウォークだけでもすごせる所なので、動物ガチ勢じゃなくても大丈夫。ぜひとも井の頭公園とセットで楽しんでみてくださいね。
◆関連クエスト
【井の頭恩賜公園】吉祥寺のアートな写真スポット!雰囲気満点で夜まで撮影するならココ
おすすめ焦点距離:135mm
フルサイズ
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シャープな解像力のままf/1.8を維持できる、まさにシグマな感じの1本。デカくて重いけど動物をド迫力で撮るためには妥協は禁物。だってフルサイズだし。
APS-C
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35mm換算で135mm。中古市場でしかお目にかかれない伝説のレンズ「タムキュー」。手に入ったら売っちゃダメ。マウントアダプターを使ってでも利用すべし。マクロがたまらないから。
マイクロフォーサーズ
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35mm換算で150mm。どちらかというと中望遠よりも望遠寄り。コンパクトで扱いやすく邪魔にならない。なんだかんだでマイクロフォーサーズは井の頭公園に合うんよ。