ゴールデンウィークに出かけたいけど旅行までは…というひとにオススメなのが昭和記念公園でのフォトウォーク。
4〜5月あたりにかけて花畑が最盛期を迎えることもあって、カメラ好きでなくとも楽しくてしょうがない時期になります。
スマホ撮影のみのスタイルも多く、かなりの入園者数になりますがポイントを押さえておけば構図に迷うことはありません。
それでは行ってみましょう!
ナノハナを写す(難易度:低)
公園の中腹にある「みんなの原っぱ」周辺にスポットが集中します。まずは南花畑でナノハナを攻めていきましょう。
花そのものの背が高いため、フォトグラファー自身が隠れてしまうことも多く、かえって構図を邪魔しません。SNSにはありがたい。
カメラを花に接近させて撮ることで前ボケが狙えます。これは普通にマクロで写すよりも雰囲気が出るのでオススメ。
菜の花畑には窓枠が設置されていて、演出してくださいと言わんばかり。これは使わない手はないでしょう。
ネモフィラを収める(難易度:高)
みんなの原っぱの南西部に位置するハーブの丘にあるネモフィラ花畑。足元に咲いているだけあって撮影してる人の方が圧倒的に花より目立ちます。
ハッキリ言ってこの場所はかなりの高難度。俯瞰で撮るにはお客さんの数が多すぎて人がフレームインしない瞬間がほぼありません。
全景を写すつもりならタイミングに左右されることを覚悟するように。
ここはオーソドックスにマクロでいきましょう。本格的なマクロレンズじゃなくても、めいっぱい望遠状態にしてあげれば背景はボケます。
ちなみにこの写真はシーズン前の風景。ここが一面ネモフィラになってるワケです。
そして存在感ありありなどこでもドアっぽいオブジェ。実際にネモフィラ花畑でも人気でスマホ片手に演出してる人でごった返してます。SNSに上げるなら要注意。
シャーレーポピーを撮る(難易度:中)
みんなの原っぱからだいぶ離れた花の丘にポピー畑があります。「こもれびの里」が目の前なのでサイクリングロードから来る方がわかりやすい。
意外と俯瞰で撮りやすく、フレーム内に人がたくさん入り込んでしまう割に個性が目立ちません。これはありがたい。
ここにも設置されてるどこでもドアもどき。色的に一番それっぽいですね。
人気は人気ですがそこまでガヤガヤしてません。演出したいならこちらのポピー畑を狙いましょう。
ビルとの対比。
都心の公園みたいな撮り方ができるのも、このあたりが丘になっているおかげ。
逆光を利用すればうぶ毛が光って見えます。
花そのもの以外に焦点を当てるのも撮影のたのしみですよ。
ブーケガーデンで撮る?
最初のナノハナ畑の近くにある西花畑には、様々な花が咲いているブーケガーデンがあります。
が、この時期だとまださみしい感じ。
ネモフィラもポピーも咲いていて総合花畑な場所ですが、ちょっとガツンと主張してくるものがありません。
見頃は5月中旬過ぎだと思われるのでGW中は期待しないほうが良さげ。
じつはブーケガーデンにもどこでもドアがあってスマホ女子達に大人気。
TikTokならいいけどフォトウォークだとネモフィラ畑と同じようにフレーミングが困難になります。ここではおとなしく花の接写がベストですよ。
まとめ
調査結果
行きやすさ | |
撮りやすさ | |
被写体の多さ |
- 映える花畑が盛りだくさん
- マクロと望遠レンズが大活躍
- 魅力的なオブジェ
- フレーミングが困難
- 人が多すぎて画角に困ることも
全体的に被写体がハッキリしているのでわかりやすいですが、来園者がたくさんいることを考慮しないといけません。
広角で写したりSNS目的であれば、花にピントを合わせて背景をボカすか加工アプリを使って人物の個性を消す工夫は必須になるでしょう。
花メインの場合、マクロレンズか望遠レンズは準備したほうが楽しめます。標準レンズしかなくてもテレ端(めいっぱい望遠)にすればマクロっぽく撮れるので、この際テクニックを磨いてみてください。
ルートとしてはブーケガーデンは外すのがオススメ。GW中はナノハナ・シャーレーポピー・ネモフィラに絞って行動すると無駄がありません。ポピーだけ場所が離れているので時間配分を考えないと移動だけで疲れてしまいますので要注意。
ぜひともGWに3種の花を楽しんでみてくださいね。
アクセス
最寄駅はJR中央線の立川駅、JR青梅線の西立川駅、多摩都市モノレールの立川北駅の3つ。
立川駅から来る人が一番多いかもしれませんね。
車の場合は園内に駐車場があるので、心配する必要はありません。
料金は¥900。(普通車)
撮影でココにきたら間違いなく一日中いると思いますので駐車料金は安いと言えるでしょう。駅前のパーキングに止めたら、もっと高いですからね。
おススメは立川口の駐車場です。とっても広いよ。