- カモを独り占めして撮りたい!
- マニアック路線が好き!
- 難易度高めがたまらない!
杉並区善福寺にある「善福寺公園」。
どちらかと言えばランニングや憩いの場にふさわしい公園ではあるものの、意外や意外、カモがわんさかと生息している隠れスポットなんです。
ギリギリ西荻窪エリアと言っても差し支えないと思いますが、実際はどうなんでしょう?
さて、園内をカメラ片手に歩いてみますよ。
善福寺公園を歩いていく
「下の池」を撮る!?

公園自体は南北に分かれていて、南側はちょっとさみしい感じ。
最初に突入した「善福寺池・下の池」はお散歩コースと言ったつくりなので被写体はあまり期待できないご様子。

ある意味フレーミングのトレーニングになる…かも。
日が暮れて来たので、さっさと北側に向かいましょう。
メインスポットは「上の池」

善福寺公園の大半を占めるのは善福寺池なのですが、北側にある「善福寺池・上の池」こそが主体になります。
こちら側へ来ると景色が一変、明るい雰囲気に。

池のほとりにたたずむ内田秀五郎氏の像。杉並区の井荻界隈のインフラを整えた偉人とのこと。
視界にふと入ったかのように見せるため、枝葉を前ボケにして撮影。
銅像などのオブジェ系はちょっとした工夫で印象が変わりますよ。

赤と緑のコントラスト。
構図やフレーミングがパッとしない時は色合いで遊んでみるのも良き。

上の池はボート乗り場もあってミニ井の頭池みたいな感じ。
あまりお客さんは見かけないので、気にせず撮りやすいです。
主役はカモ!

どこの池にもカモはいるんだけど、ここの池のカモの量はハンパない!
並列駐車してる姿が愛らしいんですよね。



持参した24-80mmのレンズだとあまり寄れなかったので、ここのカモを撮るなら望遠レンズはあったほうが良さげ。
キットレンズでも200mmくらいあれば満足できそう。当然だけどカモに近づくと逃げちゃうから。

池のそのものはグルグル回ってジョギングしてる人もチラホラ。
基本的には運動に向いてるロケーションですからね。

コーナーを攻めたくなるようなカーブ!
もうちょっとパースを効かせたほうが面白いかも。
まとめ
調査結果
フォトジェニックさ | |
撮りやすさ | |
ソロでの快適さ | |
環境の静かさ | |
アクセスのしやすさ |
ソロ撮影スポット評価|ラフに野鳥撮影が堪能できる
カモなどの野鳥を撮るのに適してます。
清澄庭園のような広大な池ではないので望遠レンズがなくても大丈夫ですが、あったほうが楽しめるので出来れば用意しておきましょう。55-250mmのようなキットレンズで問題なし。
正直、公園そのものに被写体はかなり少ないです。カモなどの野鳥撮影をメインと割り切ったほうが良さげ。望遠レンズの試写デビューとして利用するのもいいでしょう。
撮影スポットとしてはハードルが高いですが、やりがいありますよ。
無目的撮影ポイント|撮れ高を気にせずカメラ散歩しよう
良くも悪くもフォトジェニックな被写体はありません。
そのおかげで何も考えず感性の赴くままにソロフォトウォークが楽しめると言ってもいいでしょう。
日常を切り取るスタイルなので上級者向けなところがありますが、ぜひともリフレッシュするカメラ散歩を堪能してみてくださいね。

アクセス
一応、最寄り駅は「西荻窪駅」。電車ならばそこから関東バス・西武バスで「上石神井駅行き」に乗り、「善福寺」で下車。そこから5分ほど歩けば着きます。
車ならば近くのパーキングに停めてしまえば早いです。最大料金が900円くらいですから都内にしては安いかと。
ただ場所的に吉祥寺エリアが近いので、ここまで歩くのが嫌じゃなければ吉祥寺駅周辺に停めて両方フォトウォークしちゃうのがオススメですよ。