【山本亭】大正浪漫を満喫するならココ!東京下町のレトロ撮影スポット

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文豪たちが集っていそうな雰囲気の大正浪漫あふれる邸宅、

それが東京柴又にある「山本亭」。

もともとは大正末期に建てられた山本工場の創立者の山本栄之助氏の住宅なのですが、その山本工場はなんとカメラ部品メーカー!これはカメラに関わる者として切っても切れないロケーション!カメラ使いなら行かないワケにはいきませんよね!

昭和レトロとは違う大正の和洋折衷の美しい邸宅がフォトグラファー心をくすぐりますよ。ご堪能あれ!

目次

色かぶりを楽しもう

入るそうそう赤絨毯が迎えてくれます。このつくりが大正っぽさを引き立てますよね。

ここのロケーションは単焦点レンズ1本で挑むとかなりオモシロイ。

ちなみに入館料はなんと¥100!安い!

絨毯が赤いということは…もちろん色かぶりします!

天井まで赤がにじみ出てくるので気になる方は色温度を調整しましょう。Lightroom等の画像補正アプリで色温度を寒色にすれば(色温度を上げる)赤っぽさが無くなりますよ。

はい、ふすまが真っ赤っか。

撮影時のホワイトバランスはオートでしたが「白熱電球」の設定にしておけば色かぶりは抑えられます。

僕のようにあとでイジる人は別に気にしなくてもいいけどね。

でもその赤っぽさ、嫌いじゃない人も多いはず!

暖色の照明と薄暗さが合間って凛とした雰囲気を醸し出します。なんでも適正な色温度にすればいいとは限りませんよね。

邸宅などの通路幅が狭いところはパース感を出して撮影するとイイ感じになります。

通路の奥を右や左に寄せておくだけで誰でもカンタンに演出できますよ。

和洋折衷ということもあって洋間もあります。とは言っても現在の洋間ではなくゴシックなタイプ!このへん鳩山会館に近いところがありますね。

床の間で凛とした一枚を

出ました床の間。

今では古いお家でない限り見かけなくなってしまいましたが、和室にはやっぱ床の間があるとしっくりきます。

ひんやりした空気感がちょっと怖いと感じる人もいるかな?

床の間の生け花の美しさは妖艶。

掛け軸と一緒もいいですが単体でバシッとキメても絵になりますね。花は明るくポップに撮るよりは暗く不気味な感じで撮る方がカッコイイ。

庭園はテラリウム

館内のワクワク感で満足してしまいがちですが、外も庭園になっているので見逃したくないところ。

都立9庭園のような広大な庭とは違って、こじんまりとした箱庭な感じがまさに和のテラリウム。

池と灯篭という定番の被写体。でも庭園によって様々な顔を見せるからオンリーワンなんですよね。

館内から写す庭もイイ雰囲気に。

あえて手前側に窓の横木を入れることで、ふと外を覗いたような1枚に仕上がります。

ピントは外の庭に合っているので前ボケになりますよ。

まとめ

調査結果

行きやすさ
撮りやすさ
被写体の多さ
山本亭
総合評価
( 4 )
メリット
  • 大正浪漫がたまらない
  • 単焦点レンズが大活躍
  • フレーミング訓練に最適
デメリット
  • 広角レンズの出番は無し
  • 色かぶりに好き嫌いが分かれる

邸宅がメインのスポットになるので中望遠くらいの単焦点レンズがベストです。

35mm換算で50〜60mmくらいがちょうどいいので、最初の単焦点デビューにもってこいな撒き餌レンズで十分に楽しめます。

あんまり広角のレンズだと余計なものまで写ってしまうので要注意。広ければいいというものではありません。

被写体はいかにも大正浪漫で魅力的ですが、色かぶりや同じようなモノが多く、単調になりやすいためフレーミングがキモになりそう。

1本のレンズだけで撮り続ければなんとなく感覚はつかめてくるので、チャレンジしてみましょう!

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