住みたい町ナンバーワンを保持し続けるワクワク都市、吉祥寺。多摩エリアの中では都心寄りの部類に入るシティ派なところ。そんな中で自然あふれる憩いの場と言えば、ここ、「井の頭恩賜公園」。
井の頭池のボートは有名ですし、園内には動物園もあります。春には桜が池沿いに咲き乱れ、なんとも魅力的な公園となっています。それならば被写体も多いのでは?ということでカメラ片手に歩いてみました。
メインスポットの井の頭池
吉祥寺駅の南口からストレートに七井橋通り経由でやってくると着く井の頭池。
ここにかかる七井橋はベストポジションということもあって常にフォトグラファーでいっぱい!さすが吉祥寺と言ったところ。
誰もが井の頭公園と聞いて連想するボート。知らない人を勝手に写すのはマナー違反なので俯瞰で撮るかフレームから人物を外しましょう。
ボートはカンタンそうで意外とむずかしいかも。
ちなみにボート乗場の近くから井の頭自然文化園にも入れます。【井の頭自然文化園】井の頭公園にあるリスの撮影スポット!吉祥寺の動物園でカメラ散歩を楽しもうで攻略しているので動物をガッツリ撮りたい方は覗いてみてください。
池を渡りきって西側にある弁天橋から見える井の頭弁財天。
噴水と一緒のフレーミングがとっても美しいのでオススメ。弁財天の正面から撮るよりも池越しの方が映えやすいですよ。
池の南側を散策しよう
さて、七井橋まわりを後にするとおしゃれなカフェがあったり落ち着いた雰囲気になります。カメラをしまいそうになりますが、メインスポットだけで満足してはもったいない!
井の頭池を横目に南東に進んでいきましょう。
井の頭池は側道のような散歩道がちょこちょことあります。
池と一緒に縦撮りしてあげるとなかなかの映え方。モノクロで攻めてもイイ味が出ますよ。
池の状態が良ければリフレクションが狙えることも。ボートがあっても絵になるので広角で写してあげるとワクワクできます。
高架下から三角広場が穴場
井の頭池を過ぎて京王線の「井の頭公園駅」付近まで来ると、ちょっと普通の住宅地にある公園っぽくなりますが、ここらは超穴場。めっちゃ映えます。
井の頭線の高架がアングラな雰囲気をかもし出し、なんとも言えない絵になります。
まさに吉祥寺らしいアートさ。ここまで足を伸ばさないと井の頭公園に来た意味がないくらい。
駅のとなりから流れている神田川。
三角広場まで行くと川まで降りられるところがちらほらあります。ここから狙うリフレクションは格別!チャレンジするときは足元に気をつけて。
夕方のマジックアワーを狙ってみよう
井の頭公園は閉園時間のない公園なので、遅くなってもフォトウォークを続けられます。
それならば狙いたいのがマジックアワー!日の出や日の入りの直前の空の青とオレンジがカクテルのように混ざり合う時間帯。やるっきゃない。
井の頭池と神田川の境目にあるひょうたん池。
池の真ん中から写してるようなフレーミングができ、空もイイ感じに入ってくれます。七井橋よりは人通りが少ないのでオススメですよ。
まとめ
調査結果
行きやすさ | |
撮りやすさ | |
被写体の多さ |
- アートな絵作りにオススメ
- 標準ズームで問題なし
- 24時間開園している
- 被写体探しが難しい
- メインスポットは人混み
井の頭公園全体で見た場合、ロケーションとしては星3つ。
メインスポットの七井橋付近は人だかりになるので集中して撮影するのはけっこう厳しいです。井の頭池の南側から三角広場にかけてのエリアでいかに撮れ高を稼ぐかがカギでしょう。
公園(無料部分)だけでは被写体の見極めが難しいため、何度か足を運ばないとベストスポットは見つけられません。でもキットレンズだけでも充分に撮れる場所なのでビギナーのカメラ鍛錬にはもってこいなところです。
ぜひともアートな吉祥寺っぽい写真を狙ってみてくださいね。
アクセス
JR中央線の吉祥寺駅から徒歩10分ほど。ほとんど駅前です。南口から降りて、七井橋通りかパープル通りを進めば嫌でも到着します。
車でももちろん来られますが、さすが都内の駅前だけあってパーキングはけっこう高い。絶対電車で来たほうがいいです。
どうしても車というならば北口エリアに的を絞りましょう。吉祥寺駅の北側はコインパーキングも終日¥1,000くらいが多いので、多少歩くのを我慢できれば、そこらへんがイイです。
ただし平日ならば!土日は割増が多いので要注意!!