昭和の古き時代にタイムスリップしたかのような町並みを堪能できる場所、
それが「江戸東京たてもの園」。
東京都小金井市の小金井公園内にある屋外博物館で、江戸から昭和にかけての建造物がたくさん並んでいて、見て回るだけでもワクワクしてきます。
園内は3つのエリアに分かれていて、
- 西ゾーン:江戸の古民家とモダンな住宅群
- センターゾーン:歴史的な文化財
- 東ゾーン:レトロな昭和町
と、なってます。
敷地自体はそれほど大きくはないですが、情報量がトンデモないので1日では浅く広くしか撮れません。
なので今回は一番の映えスポットである東ゾーンの昭和エリアを攻めたいと思います。
さぁカメラ片手にノスタルジックに浸りましょう!
【都電】広角で迫力を出す
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東ゾーンで最初に出くわす被写体「都電」。
しょっぱなから映えてきます。容赦ないです。
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車内はパースを効かせて撮るとたまりません。
ただ人気スポットなので、人がいない瞬間を狙うのが結構むずかしい。
タイミングを狙ってパッと写しちゃいましょう。
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都電は全体像だけでなくオプションも面白い。
クッキリ撮るより、くすませたほうが味が出ますよ。
【下町中通り】昭和の街中をスナップ
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昭和エリアのメインストリート「下町中通り」。
なんかこの一画だけ時間が止まっています。
彩度を落として撮れば、もはやそこは昭和そのもの。
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通りにはいろんなお店が並んでおり、屋内を撮ることも可能。
ただ俯瞰で写すとフツーの記念撮影になってしまいがち。
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展示物はスポットで主役を決めてあげると映えます。
フレーミング次第でかなり出来栄えに差が出ますよ。
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立ち並ぶ商店でオススメなのが内装。
商品の模型を撮るのも楽しいですが、少し目を奥にやるととんでもない映え空間が。
ストーリーを意識すると一気にそれらしくなります。
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どんな生活をしていたんだろう…
そんな妄想をしながらカメラを構えると、いいアングルに出会えたりするんです。
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裏路地にも映えが盛りだくさん。
当時の日常感を表現するには「色」が大事ですよ。
【子宝湯】レトロな銭湯を激写
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昭和エリアでも一番目立つのが「子宝湯」。
下町中通りの突き当たりにあるメインスポットな銭湯で、一番フォトグラファーが集まるところ。
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脱衣所というだけなのに映えます。
こういう銭湯はあまり見かけなくなったから当然かも。
一応言っときますけど脱いじゃダメですよ。
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天井のファンもいぶし銀な雰囲気をかもし出してます。
細かいアイテムも被写体としてのポテンシャルは高め。
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洗い場もアングルによっては面白い演出になります。
いろいろと発想力が問われるところ。
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浴槽まわりはポートレートに大人気。
でも着衣で写ってるのは本来のシチュエーションとしてはヘンになります。
現実味と演出のはざまでどう創り上げるか、腕の見せどころですよ。
まとめ
調査結果
行きやすさ | |
撮りやすさ | |
被写体の多さ |
- すべてが被写体になる
- ノスタルジックな撮影が可能
- 非日常感を楽しめる
- 季節イベント時はものすごく混む
- 撮影の難易度は変動しやすい
完全にフォトグラファー向けのテーマパークです。
もはや普段では目に出来ないモノがたくさんあるので、撮ってるだけでもワクワク感があふれ出してきます。
基本的には標準レンズでまわれますが、街並みを写すのには広角レンズがオススメ。24mmくらいでもいけますが欲を言えば16mmは用意したいところ。
反対に屋内を攻めるときは画角は狭い方が雰囲気が出せます。広く撮ってしまうと注意書きや設備系のものが写ってしまい、博物館感が否めません。
こだわりがなければ単焦点35mmだけで狙ってみましょう。
ただこのエリアは季節イベント時には人混みになることも。撮影スポットとしては日によって難易度が変化することを覚えておいたほうがいいです。
昭和レトロをノスタルジックに写すなら平日や閑散期に訪れたほうが無難でしょう。
ぜひともカメラ片手に黄昏れてみてくださいね。
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アクセス
最寄駅はJR中央線の武蔵小金井駅・東小金井駅と西武新宿線の花小金井駅。でもそこから結構離れているので路線バスを使います。
「小金井公園西口」に行く路線を選びましょう。(東小金井駅の場合はコミュニティバス・CoCoバスに乗って「たてもの園入口」下車です)
車の場合は五日市街道沿いなのでわかりやすいのですし、小金井公園内の駐車場も500台以上停められるのですが、メッチャ混みます。
平日なら大丈夫ですが土日祝やイベント時は絶対に車はやめたほうがいいです。公式サイトにも書いてありますが電車とバスで来たほうが安心ですよ。