- マクロでバラを撮りたい!
- ゴツいレンズでも浮かない所がいい!
- 年齢層高めでも平気!
東京都北区にあるバラを撮るためだけに存在してると言っても過言ではない映えスポット、それが「旧古河庭園」。
春と秋に行われるバラフェスティバルは毎年混雑するほど有名で、調布市の神代植物公園と並んで都内の2大巨頭となっているくらい。
観光で訪れるというよりは撮影目的の人が圧倒的に多く、スマホから一眼カメラまで多種多様なフォトグラファーであふれています。
ちなみにここは国指定名勝の銘庭園。(都立9庭園)
国からお墨付きをもらうだけあって、日本庭園としてもフォトジェニックなロケーションです。
さぁバラと日本庭園、いいとこ取りのロケーションを楽しみましょう!
「バラ」をマクロ撮影でガンガン攻めよう
バラフェスティバルの時期は人混みを避けることはできません。
オシャレな建物も魅力的でフレーミングしたいところですが、来園者の個性を消すのはかなりハード。
画像補正が得意なら狙ってもいいけれど、ここはオーソドックスにバラのみを攻めましょう。
品種:ハーモニィ
ドイツ産の品種でフルーツのような香りが特徴とのこと。
接写以外でマクロレンズを使うのもひとつの手。
品種:緑光
ほのかに緑色なのですが、パッと見は白。
アンダーで攻めてあげれば、うっすらとグリーンをあぶり出せますよ。
品種:万葉
万葉ロマンを意識した淡いオレンジのタイプ。
ここまで接写するとちょっと無個性かも。
品種:サハラ’98
こちらもドイツ産。
オレンジからピンクへと変わっていく花弁が、コントラストを際立たせます。
品種:琴音
ナチュラルな雰囲気を醸し出す、やわらか〜い印象のタイプ。
ハイキーでふんわりがオススメ。
品種:プリンセス・オブ・ウェールズ
名前の通りイギリス産で故ダイアナ元皇太子妃に捧げられたもの。
白がとても映えますね。
ついでに「日本庭園」も収めちゃおう
バラばかり撮ってると前傾姿勢で疲れてきます。
そんな時は休憩がてら日本庭園を写すのがオススメ。灯籠のフォトジェニックさは、さすが銘庭園といったところ。
園内にはカエデがいっぱいあるので、秋のバラフェスタでは被写体がありすぎて贅沢な状態に。
もちろん春でも映えますよ。
自然光がライティングの役割を果たしているレアな現象。
公園や庭園ではたびたび遭遇するシチュエーションなので、出会ったらぜひとも狙ってみてくださいね。
まとめ
調査結果
行きやすさ | |
撮りやすさ | |
被写体の多さ |
- マクロレンズが楽しすぎる
- 望遠レンズだけでも映えられる
- フォトグラファーばかり
- いつでも混んでいる
- バラフェスティバル時はフレーミング困難
マクロレンズ大活躍です!
100mmマクロくらいあるととっても撮りやすいですが、大きくてかさばるなら60mmくらいでも充分に楽しめます。
ただしマクロレンズは意外と高価なので、手が出ない人は望遠レンズのテレ端(一番望遠の状態)でチャレンジしてみましょう。この方法でもキレイなボケ味が出せますよ。
あと冒頭でも書いてますが、写真を公開するならここはお客さんが非常に多いので写ってしまいがち。画像補正がめんどうなら庭園の全景を撮るスタイルより、完全にバラを中心に考えた方が無難です。
…ちなみにバラアイスが有名なので、食べてみてくださいね。
アクセス
一番近い最寄駅だとJR京浜東北線「上中里駅」から徒歩7分、東京メトロ南北線「西ヶ原駅」(N15)から徒歩7分、JR山手線「駒込駅」から徒歩12分。
駐車場はありませんので車で来るのはヤメときましょう。
都心部のフォトウォークは荷物が多いとか特別な理由がない限り、電車のがいいですよ。なんだかんだでパーキング高いので。