小江戸と聞いて誰もが思い浮かべる場所、
「川越」
情緒あふれる街並みやレトロな横丁、おごそかな神社仏閣など数え上げたらキリがないほど被写体てんこ盛り!
細かく撮影スポットを回ってたら日が暮れてしまうので今回はワクワクするエリアをコースとしてフォトウォークします。
さて、一日で回れるのか!?
【喜多院】リフレクション撮影
まず最初に向かったのが「喜多院」。
フォトウォークをしたのが11月だけあって七五三で大賑わい!加えてイベントもやっていたのでお客さんがゾロゾロ。
フォトグラファーもかなりいたので、イイ被写体をフレーミングするのに適した場所は早い者勝ちになることも。
まだ紅葉が3〜5分咲きといった感じだったけど、緑から赤になるグラデーションはこの時期しか撮れません。
基本カエデが多めなので真っ赤になった頃も映えますよ。
喜多院は紅葉スポットとして有名ですが、実は「リフレクションスポット」でもあります。(リフレクション・・・映り込み撮影のこと)
敷地内にある厳島神社がまさにそうで、ここはジッと構図を練って静かに最高の瞬間を収めたいところ。
水の濁り具合によっても映り込みの難易度は変わります。
ハッキリしすぎても反射した絵に見えないし、濁りすぎてもそもそも見えない。
ちょっと運に左右されることも覚えておきましょう。
揺らぎと湖面に浮かぶ葉っぱがあるからこそ、映り込みとして認識できるよね。
【時の鐘】広角撮影
川越といったら外せない被写体といえば「時の鐘」。
雑誌にもパンフレットにも必ず登場するメジャーすぎるスポットだけど、やっぱ絵になるので押さえておきたい。
目いっぱい広角にして空をふんだんに入れる構図にするとカッコイイ。標準レンズだって全然OKですよ。
時の鐘のある鐘つき通りは観光客であふれかえっているだけあってお店も多い。
看板を撮るのもオモシロイよ。
【菓子屋横丁】望遠撮影
今までのスポットも人がたくさんいたけど、シーズン中の「菓子屋横丁」は通れなくなるほどのラッシュ状態!
ここで撮るとどうしてもお客さんの顔が写ってしまいます。
ちょうどいいタイミングを待つのも手だけど、難しいならモノクロにして没個性にするのもオススメ。
もしくはLightroomなどの加工アプリで顔をボカすのもアリです。
ここでは何気ない風景も被写体として成り立ちます。
昭和っぽいというだけでレトロ感が出るからね。
構図取りが難しいけど魅力的なお店もいっぱい。商売のジャマにならないよう、できるだけ望遠で離れての撮影がベスト。
300mmくらいのキットレンズや便利ズームなんかがちょうどいいです。
人が多いから看板ばかり撮っちゃうかも。
【一番街】夜景撮影
いよいよ暗くなって来たところで「一番街」の蔵造りの町並みが映える!
日没から完全に暗くなるまでのマジックアワーがたまらない空の蒼を映し出すので、是非とも撮ってみて。
夜景撮影になるけど真っ暗闇ではないのでISO3200にしておけばだいたい平気。
最近のカメラは高感度なのでそこまで上げてもノイズは出ません。
まるでHDRをしたかのよう。
これでも加工してないですからね。
唯一の難点は車通りが激しいこと。
夕方以降はどうしても交通量が増えるからタイミングが難しい。
撮影に夢中になって轢かれないように気をつけて!
街灯ひとつとっても映えのポテンシャルを持ってますよ。
まとめ
調査結果
行きやすさ | |
撮りやすさ | |
被写体の多さ |
- みんなでフォトウォークが楽しい
- 朝から晩まで撮影可能
- 便利ズームだけで問題なし
- ひとつのスポットで時間を取られやすい
- 人が多いので映り込み注意
一日で川越の映えスポットは満喫できました。
ひとつひとつじっくりと撮るよりはエリア全体として撮り回った方が川越の魅力を堪能できると思います。
それでも喜多院は被写体が多く時間を取られるのでコースの一番最初に行くのがベスト。
基本的に標準レンズ1本あれば充分なところですが、菓子屋横丁をガッツリ撮るなら135mmから300mmくらいの望遠レンズはあった方が便利。
でもバズーカみたいなヤツはやめましょうね。(デカくて迷惑)
桜の時期になればもう一つのスポット「新河岸川」も撮りどころなので、春になったら行ってみるのも良さげです。
全体的には観光地なので、撮影もいいけど楽しんじゃいましょう!
アクセス
電車なら西武新宿線「本川越駅」をスタート地点にするのがオススメ。
このあたりは「川越・川越市・本川越」と似たような駅が密集していて間違えやすいのでひとつに絞るといいです。土地勘が無いならば「本川越」が覚えやすい。
車の場合は午前中にエリア内の各パーキングは満車になってしまうほど人気スポットなので、フォトウォーク当日は朝から行きましょう。