日本最大の電波塔、東京スカイツリー。
都内では東京タワーと並ぶツートップな奴ですが、多摩エリアにはスカイタワー西東京と言うのが昔からあったので、スカイツリー創業時には色々とネタになったものです。
それはさておき、両者とも共通しているのはゴリゴリの鉄塔というところ。
無機質な鉄骨にはやはりHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影がお似合い!明るいところと暗いところのいいとこ取りをするHDRを人工物に取り入れると、かなりイカつくワルっぽい雰囲気が楽しめます。
都内の東西電波塔はどれほどHDRに向いているのか。比較撮影していきますよ。
スカイツリーを撮る
撮影場所としてはソラマチ4Fの中庭から撮ってる人が多いけど、やっぱり根元からフレーミングが断然オススメ。
広角レンズがあればベスト、でも標準レンズでも充分いけます。
入門機のキットレンズだって余裕。
電波塔単体ではなく、ここはやはりソラマチも押さえておきたいところ。ソラマチ広場まわりはオススメのスポットです。
スカイツリーもソラマチもHDRでゴリゴリにするとかなりイカつい。
非日常感もあって、カッコよくなるよね。
明るさのいいとこ取りをするHDRですが、ゴリゴリするだけがHDRじゃない。
上のスカイツリーはゴリゴリだけど、
露出を均一化し、全体的にコントラストを抑え、トーンを控える。
これもHDRの使い方。
なんか建物のパンフレットみたいな。
マンションのチラシっぽく見せるのもオモシロイね。
東京スカイツリーへのアクセス
まぁスカイツリーに説明は不要な気がしますが念のため。
ここは電車で行くのが一番オススメだけど車を使うなら素直にソラマチの駐車場を使いましょう。ショッピングメインなら地下駐車場、食事メインなら立体駐車場がベスト。その方が近いからね。
ただし料金は30分ごとに¥350するので気をつけるように。
スカイタワーを撮る
真下から俯瞰でフレーミングすると、どうしても併設のゴルフ場がメインになってしまう。
上のヤツはちょっと無理して撮った一枚。ゴルフ場の照明が強すぎて露出が結構難しいンですよ。
なので、パチンコ店の駐車場へと繋がる歩道橋でカメラを構えましょ。
歩道橋のパチンコ店側から。
照明が明るすぎず、程よいシャッタースピードが稼げます。
タワーの側道から、見上げての撮影。夜景なので全てブラケット撮影をしています。
±1EVずつで撮れば、あとでHDRをすると綺麗にブレを補正してくれる。これもゴリゴリだけじゃないHDRの使い方。
三脚を使わずに歩き回って撮るタイプの人は、カメラのブレ補正に加えて利用しよう。
スカイタワー西東京を撮るなら、夜景が一番絵になる。ただ、怪しまれないように暗い服は避けましょうね。
スカイタワー西東京へのアクセス
スカイツリー開業当初に名前が似ているローカルな電波塔としてネタにされた、田無タワーことスカイタワー西東京。
基本的に専用駐車場はありませんので、併設のゴルフ場か向かいのパチンコ店の駐車場に停めましょう。ちなみに一般開放はされておりませんので、観光はできません。
まとめ
ロケーションはやはりスカイツリー
都内の東西電波塔を比べてみましたが、撮りやすさや楽しさはやっぱりスカイツリーに軍配が上がります。ただ工場夜景のようなサイバーパンクな雰囲気までは難しいようです。
スカイツリーでもスカイタワーでも電波塔のみが被写体と言えるので、HDRの練習がてら撮りまくってみるといいかも。
鉄塔内部から撮影はできないので広角レンズで根元から見上げて撮るのがオススメ。16mm以下であれば気持ちよくフレーミング出来て圧巻ですよ。
でもAPS-Cの18-55mmのようなキットレンズでもワイド端にすればなかなか画角が収まるので、お高いレンズがなくても平気だからチャレンジしてみましょう!
HDRはカメラによって操作が違う
HDRはカメラ内でできる機種とできない機種があります。カメラ内で自動でHDR合成してくれる機能があれば問題ないのですが、ない機種だった場合ちょっと別の準備が必要に。
設定をブラケット撮影にして(そもそもコレも無いと厳しい)、撮った3パターンの写真を合成アプリで編集してHDRにする流れになります。
まずは自分のカメラの設定をチェックしてみてくださいね。